東京農工大学同窓会獣医学部会

大学院生によるクラウドファンディング「がんで悩むペットを救うために。ベンチャーを立ち上げたい!」のご紹介

2017年度卒業生で,現在大学院博士課程1年の山本晴さん(獣医薬理学研究室)が下記の通りクラウドファンディングを立ち上げています。あと1ヶ月ですが,まだ目標金額の半分程度しか届いていませんので,ぜひ下記ページで詳細をご確認ください。 本人からのメッセージは以下のとおりです。

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お世話になっております。東京農工大学 獣医薬理学研究室 博士課程1年の山本晴と申します。

現在犬と猫の抗がん剤治療、がんの診断マーカーや新しい治療薬に関する研究を行っております。その中でも私は「猫の乳腺腫瘍」を主に研究テーマとしております。猫の乳腺腫瘍はご存じの方もいらっしゃるとは思いますが悪性のものが多いとされています。しかし治療法に関する研究はあまり進められていません。がんで苦しむ犬や猫を少しでも多く救いたいという思いで日々研究に勤しんでおります。

さて、このたび私はベンチャーとして従来とは少し様式が異なった「ハイブリッドな病理診断」を行う会社を立ち上げようと思っています。通常ですと、がんの診断を病理検査会社が行い、その結果を受けて治療を行う、という流れになりますが、今回立ち上げるベンチャーは「診断と共に三次元培養を行うことでより治療に繋がる有効な情報を飼い主様や獣医師の方にご提供する」というコンセプトとなっております。

そこで、このベンチャーを立ち上げるにあたって皆様によりいっそうこの事業を知っていただくために、2020年12月11日~「READY FOR」にてご支援を集める形となりました。いただいたご支援はベンチャー創業ならびにがん研究に使用させていただきます。
クラウドファンディングサイト「READTFOR」

こちらに関しましては12月25日にプレスリリースを行い、各ニュースサイトへの掲載も行われました。
朝日新聞「&M」

プロジェクト期間残り約一ヶ月ですが、現在目標金額の約40%と足踏みしている状況です。この獣医学科同窓会を通じて、よりいっそうプロジェクトを知っていただき、シェアしていただければ、幸いです。暖かいご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。